京都の街は祇園祭の真っ最中。
ということで順番をすっとばして八坂神社です。
楼門。
明応6年 ( 1497年 )。
ここは四条通りの東の突き当たり。
ちなみに西の突き当たりには嵐山に近い松尾大社があります。
これは四神相応といわれ、北=玄武を上賀茂神社が、東=蒼竜を八坂神社が、南=朱雀を城南宮が、西=百虎を松尾大社が守護するとし、これにより都の安寧が保たれる、という考え方。
かなり後付け感がつよい思想ですが、なるほど。と思わなくもないですね。
ちなみに京都五社めぐりとしてその中央に位置する平安神宮を入れて五社の朱印を集める人もたくさんおられます。
楼門から見た四条通り。
京都の梅雨の蒸し暑さはハンパないです…
創建にはさまざまな説があるようですが、平安中期くらいから地元の産土神として信仰されるようになったようです。
もともと牛頭天王 ( 釈迦が説法を行った祇園精舎の守護神 ) を祀る仏教色の強い神社でしたが、明治の神仏混交禁止令により牛頭天王と同一視されていた素戔嗚尊 ( すさのおのみこと )を祭神とすることとなり、いまにいたります。
手水舎。
絵馬舎。
本殿へ続く参道には摂社・末社がたくさんあります。
南楼門前の鳥居。
正保3年 ( 1646年 )建立。
南楼門。
円山公園からの入り口。
このあたりは濃厚なかぶとむしのニオイがします。
クヌギの木があるんだろうな。
美御前社の前にある美容水。
美御前社は古くから舞妓さんや美容・理容関係者から崇敬を集めている末社。
いまは工事していて社は見ることができません。
この美容水お肌に2・3滴つけると美しくなるそうです。
はい、もちろんつけましたよ ♪
舞殿。
祇園祭バージョンということで…
この日は舞殿に神輿が鎮座されておりました。
それぞれ東御座神輿、中御座神輿、西御座神輿。
これらの神輿は山鉾巡行で市中が清められたあと、寺町の御旅所へ渡り7日間滞在します。
その7日の間、無言で神輿にお参りをすると願が叶うといわれています。
本殿。
承応3年 ( 1654年 ) 建立の重要文化財。
本殿と拝殿が屋根でつながった独特の祇園造。
販売されているムクゲ。
ムクゲは祇園祭の頃に開花することから「祇園守」といわれています。
偶然にも藤山直美さんのご献灯が 笑
山鉾巡行が終わると、京都は本格的な夏を迎えます。
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