釣りのあとの寄り道、最後は鯖街道のちょうど真ん中くらいにある坊村。
ここには関西のトレッカーに人気のある武奈ヶ岳への登山口があります。
武奈ヶ岳、昔は反対の近江舞子側から比良リフトを利用して手軽に登れる山だったのですが、比良リフト廃止にともない、すこし体力が必要な山になってしまいました。
ぼくも2度登ったことがありますが、一度目は比良リフトから、二度目はここ坊村から…
もう全然違う山でした。
しょっぱなから急登の連続で、きつかったなぁ…
でも頂上はなにも変わらず、展望抜群のすばらしい場所。
登山家の人が言ってましたが、山登ってるときつくてつらくて帰りたくて仕方ないけど、行かないと山が恋しくなる。
ほんとそうなんですよねぇ。
また近々時間作って登りに来よう!
話し戻します。
若狭から京都へ安曇川沿いを南下し、比良山荘と書いた看板を左に曲がると…
山菜と川魚を食べさせてくれる比良山荘。
とてもお高いお店なので入ったことはありません。
店の前には側溝があって、
飲めるレベル。
この水はすぐそばの明王谷川から流れてきている。
水車まである。
比良山荘の裏にはたくさんの鯉。
これだけ水がキレイだと洗いにして食べてもくさみもないんだろうなぁ…
と想像するけど、高いので食べたことがないのでわからない。
比良山荘を通り過ぎるとすぐそばに地主神社。
だれもいない。
本殿は室町時代建立の重要文化財。
祀られているのは国常立命(くにとこたちのみこと)ですが、安曇川流域の信仰神である思古淵(しこぶち)明神も祀られています。
この思古淵の神様、その昔このあたりで悪さする河童を退治した、という伝承があるようです。
ここでも河童の足跡に出会うとは!
苔の絨毯♪
でんぐりがえりしてぇ!
と、少しテンションがあがった場所でした。
神社を出て右手すぐには、明王谷川にかかる三宝橋。
橋から上流をのぞむ。
秋は紅葉がすごい場所。
橋の上から。
岩にはおっさんの影。
以前武奈ヶ岳から下山したとき、この水を手ですくって飲んで、靴脱いで足をつけて疲れを癒したことを思い出します。
いまでもとってもキレイな水で、ちょっと感動しました。
橋を渡るとこんな場所に。
葛川明王院。
天台宗の修験の場として平安時代にこの場所に建立される。
靴を脱いで本堂のまわりをぐるり。
なかへ入らせてもらいました。
誰もいない。
ひとり静かに瞑想に耽る。(居眠りともいう)
静かに背中の炎を燃やす明王さま。
ぼくの煩悩や不浄なものも焼き払ってくださいませ。
本堂から見た境内。
☆ おまけ
武奈ヶ岳への登山口♪
坊村から武奈ヶ岳方面をのぞむ。
まっとけよー、武奈!
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